香港行くなら、絶対作ろう!オクトパスカードで快適旅に!

コアラさん

香港の「オクトパスカード(八達通)」ってなんだろう?
難しくてもう無理だ…

おっとび

そんなことないよ!
今回は日本にいながらでも作れる
モバイル版のオクトパスを紹介するよ。

<この記事はこんな方におすすめ!>

  • 直近で香港に行こうとしている
  • 小銭を持たずキャッシュレスで決済したい

香港の交通系ICカードで便利なのが「オクトパスカード(八達通)」です。

日本でいうところの、PASMOやSuicaなどと同様に利用できる交通ICカードです。

このオクトパスカードは現地でカード型のものを購入することもできますが、今回はスマホにアプリをダウンロードして、クレジットカードやデビッドカードを登録することで利用できる便利な「モバイルオクトパス」をご紹介します。

0.そもそもオクトパスカードとは?

オクトパスカードを利用することで、地下鉄やバスなどをキャッシュレスで移動でき、コンビニや一部のお店でも利用できます。なんと香港の約17万箇所で利用することができます!

旅行者向けにはオクトパスカードが2種類あり、どちらも簡単にチャージすることができます。

モバイルオクトパス(Mobile Octopus)

Octopus App for Touristsをダウンロードするだけで、iPhoneHuaweiのスマートフォンにオクトパスカードを追加可能。いつでも、どこでも、スマートフォンでクレジットカードやデビットカードを使って、残高を確認したり、チャージ(top up)することができます。モバイルオクトパスのご利用には、50香港ドルのデポジットが必要ですが、モバイルオクトパスが不要になった場合は、Octopus App for Touristsからデポジットと残額の払い戻しをすることができます。

ツーリストオクトパスカード(Tourist Octopus)

物理的なカードであるこのタイプは、デポジットなしで39香港ドルから購入できます。香港を象徴するデザインで、お土産としても最適です。ツーリストオクトパスカードを購入する方法は様々ですが、駅や空港のカスタマーサービスセンターで大抵購入できます。

※通常のオクトパスカードはデポジットとして50香港ドルが必須となります

今回は、利便性抜群の前者のモバイルオクトパスについてご紹介致します。

モバイルオクトパスOctopus App for Tourists)はAndroidでは利用できません!!

オクトパスが使えるところ

  • エアポートエクスプレス
  • MTR(地下鉄)
  • コンビニ
  • バス
  • タクシー
  • トラム
  • フェリー
  • レストラン
  • バー
  • ショップ
  • カフェ
  • ピークトラム
  • 博物館
  • ガチャガチャ
  • 自販機

1. モバイルオクトパスのアプリをダウンロードしてみよう!【IOSの場合】

STEP
AppStoreを開いて「オクトパスカード」と入力し検索

オクトパスカードと検索します。

STEP
Octopus for touristsをダウンロード

検索結果の中の「Octopus App for Tourists」をダウンロードします。

「Octopus 八達通」のアプリをダウンロードしないように注意!

この「Octopus 八達通」は香港の銀行、または、香港クレジットカードがないと利用できません!

ですので、必ず「Octopus App for Tourists」をダウンロードしましょう。

2. カードを登録してチャージしてみよう!

STEP
+ボタンを押下し、Add Octopusという画面へ
STEP
Add New OctopusのAdultを選択し、同意チェックを入れ、次へ

今回は新規でオクトパスカードを作るので、Add New OctopusAdultを選択。

ただし、既に物理カード型のオクトパスカードを持っている場合は、Transfer Physical Octopus Cardを選択します。そうすることで、物理カードをモバイルオクトパスカードへ入れ込むことが可能です。
今回は新規を想定し、説明を割愛します。

Terms and Conditionsにチェックマークを入れ、Nextを押下します。

STEP
入金する金額を入れ、支払い方法、日本円を指定し次へ

そうすると、チャージ画面に遷移します。

「Top Up Amount」にはチャージしたい額が入ります。最低金額は100香港ドルとなっています。

この際デポジット(保証金)として初回のみ50香港ドルが別途かかりますが、解約すると手数料を差し引いた額が返金されます。

Payment Methodは、Apple Payに登録済みの支払予定のカードブランドを選択します。
今回はVISAを選択しました。※あらかじめiPhoneのApplePayにクレジットカードを登録する必要があります。

また、今回利用するのは日本のクレジットカードですので、Payment Currency日本円(JPY)に設定します。

Total Amount(合計金額)を確認し、Pay with ApplePayを押下します。

STEP
iphoneのApplePayから入金を実行

そうしたら、ApplePayの決済を実行するとカードが追加され、数分後に完了画面に遷移します。

STEP
iPhoneのウォレットアプリからオクトパスカードが追加されているのを確認

iPhoneのウォレットアプリを開くと、オクトパスカードが追加されているのがわかります。

あとは、次項でお見せしますが、オレンジのオクトパスカードにiPhoneをタッチするだけで使えます。

(画像はすでに利用したオクトパスカードの画面です…)

3. 改札やショップで使ってみよう!

入金ができたら、下記図のようなオレンジのオクトパス端末にタッチすれば利用できます!

地下鉄やバスなどの交通機関に限らず、ガチャガチャ自動販売機でもOctopusの利用が可能です!

4. チャージのやり方

残高が少なくなってきたらチャージをすることができます。

Octopus App for Touristsを開き、トップ画面の「TopUp」を押下します。
STEP3の入金する金額を入れ、支払い方法、日本円を指定し次へと同様の方法で簡単に入金ができます。

返金のやり方

返金のやり方について一応記載しておきます。
私はモバイルオクトパスに残ったお金は、半永久的に利用可能なので、
また来ることも想定して返金はしていませんでした。

やり方の手順は以下の通りです。

  • Octopus App for Touristsを開き、トップ画面の「Settings」を押下します。
  • 次に「Refund Card」を押下
  • 次にiCloudに保存すれば、次回香港に来た時に継続利用できますとありますが、「Refund Card」を押下
  • クレジットカードに手数料を差し引いた残金を返金することと6~8週間かかる旨を確認し「Next」を押下
  • デポジット(50香港ドル)+残金-手数料(11香港ドル)が日本円に換算され表示されるので確認し「Next」を押下

モバイルオクトパスの気になるところ・注意点

今回利用して気になったところがあったのでご紹介します。

クレジットカード側の海外不正利用機能が働いて一時的にできないことがあった

基本的にはクレジットカードを利用して、交通機関などの使えない場所でオクトパスカードを利用していましたが、結構な頻度で最低金額の100香港ドルを頻繁にチャージして利用していました。

それが、海外での不正利用と判断されてクレジットカード会社に止められていたことが数回ありました。

基本的にはSNSでその旨が通知されるので、本人利用であることを証明する手続きを行えば再度使えるようになりました。今回2枚のクレジットカードでチャージしていたのでさほどチャージに時間がかかりませんでしたが、1枚だと制限がかかったときにストレスに感じることでしょう。
対策としては、あらかじめ大き目な金額を入れておき、チャージ回数を減らすのが良いかと思います。

為替レートが若干高めなところ

2024年1月時点では、下記の通りで、オクトパスのレートは悪い印象でした。

モバイルオクトパスは両替店やクレジットカードに比べ0.2~0.6%高いことがわかります。

個人的には決済額100円以上に限りますがクレジットカードの還元率が1%なので、その分の差額はポイントで帰ってくるので、基本クレジットカードで決済していました。

その補填として、非常事態用に最低の現金を残しつつ、モバイルオクトパスを利用していました。

スクロールできます
1円あたり1香港ドル当たり
モバイルオクトパス0.050香港ドル前後19.6円前後
チョンキンマンションの両替店
(香港最安級)
0.056香港ドル前後17.9円前後
クレジットカード(楽天カード)0.052香港ドル前後18.9円前後
2024年1月時点での為替レート

残高不足していても決済が可能?後からチャージでなんとかなった

飲食店で利用した際に、残高が不足していても決済ができ、残高がマイナスになっていました。

借金状態となっていていつまで有効なのか、不明だったので即入金しました。
仕様上そういった使い方もできるようですが、トラブルの原因になるかもしれませんのでお勧めしません。

まとめ

今回は、香港のほとんどの場所で決済可能な交通系ICカード「オクトパスカード(八達通)」を紹介しました。

日本にいながらでも、モバイルオクトパスを作ることができますので、旅行準備の段階でぜひ実践してみてください。

ご愛読いただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次